補助金申請

補助金と助成金の違い

  • 中身は補助金であっても名称は「〜助成金」となっていることも多い。
  • 助成金のうち厚生労働省管轄のものは社会保険労務士の独占業務。

項目補助金助成金
管轄各省庁、自治体主に厚生労働省
目的国や自治体の政策を実現するための事業に対する支援雇用維持や育成、労働環境の改善等、人に対する支援
IT導入補助金、ものづくり補助金キャリアアップ助成金、人材開発支援助成金
財源税金雇用保険料
審査厳しい比較的緩やか
採択大まかに20%〜60%ほどの採択率で種類によって異なる要件を満たせば原則受給可能
競争性高い低い
支給時期後払い後払い
返済義務原則なし原則なし
対象事業者・団体労働保険料納付事業

補助金の申請から支給後までの流れ

  1. 申請
  2. 審査
  3. 採択 
  4. 交付申請(ものづくり補助金等)
  5. 交付決定
  6. 補助事業の実施 ※交付決定で初めて補助事業を開始する。それ以前に支払い等をしても無効。
  7. 実績報告書提出
  8. 確定検査
  9. 補助金額確定・入金
  10. 報告(数年間)

補助金の原資は税金

補助金に関しては「補助金等に係る予算の執行の適正化に関する法律」が根拠法となります。
第1条(この法律の目的)に、「補助金等の交付の不正な申請及び補助金等の不正な使用の防止その他補助金等に係る予算の執行並びに補助金等の交付の決定の適正化を図ることを目的とする」と書かれていて、明確に性悪説に立っていることに最初読んだときはちょっと驚きました。給付には不正受給がつきものだというのは自明の理ということなのでしょう。


補助金の原資は税金なので、公共機関が選別した一定の者に税金の一部を配分しているという仕組みになります。選別されていない人からの疑問や質問に対してはそれを納得させるだけのきちんとした根拠、理屈が必要になりますし、不正には厳しく対処しないといけません。そう考えると補助金受給に伴う細々とした決まりや、受給後も続く煩雑な手間も、受け入れざるを得ないものと考えられるのではないでしょうか。